シンガポールの海外赴任で英語に大苦戦

海外赴任者が英語が苦手なため現地スタッフと意思の疎通が取れなくて困っていました。それを見て海外赴任者は英語の準備が絶対必要だと強く感じています。

 

 

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シンガポールの海外赴任で独特の英語に大苦戦

 

もともと英語は昔から得意で大学でも英語言語学を専攻、さらにカナダに留学経験もあったため、英語力には自信がありました。
シンガポールはいわゆる”国語(ナショナルランゲージ)”はマレー語とされているものの、実際にはマレー民族系の人しか話しておらず、実際は”公用語(オフィシャルランゲージ)”として定められている4言語(マレー語、標準中国語、タミル語、英語)のうちの1つである英語が最も広く使用されています。
そのため、長期駐在が決まった時にも全く不安はありませんでした。

 

ところが、いざシンガポールに着いて社内のオリエンテーションを受けてみてびっくり。
様々な国籍の社員が受ける研修なので、当然英語のはずなのですが、何を言っているのかさっぱりわからないのです。
そのうえ話している女性はヒジャブというムスリム(イスラム教徒)の女性がかぶる布地をまとっていて明らかにマレー系なのに、話している言葉は中国語のように聞こえました。これが数ヶ月経つまで私を苦しめた”シングリッシュ”というものでした。

 

シングリッシュとは、シンガポールとイングリッシュを混ぜた造語で、シンガポールで話される独特の英語のことを言います。
主な特徴としては、アクセントやイントネーションなどの発音の癖が非常に強く、慣れていない者が聞くとまるで中国語のように聞こえます。
例えば、Car Park(カーパーク、駐車場)という単語なら、”カッパッ”と発音されます。長母音がそれらしく発音されないので、最初は”カッパ??”と混乱してしまいました。
また、子音が2つ続いた時は後の方の子音の発音が消されることもあります。これは例えばleft(レフト)なら”レフ”、jump(ジャンプ)なら”ジャム”のように聞こえます。その後の母音で始まる単語が続いた時にその威力が顕著で、shift it(シフティット、のように最後の子音と次の母音がリエゾンするのが普通)も”シッフィッ”と言ってしまうのです。
留学などできちんとした英語を学ぶ機会の多い若い世代は幾分ましになってきているようですが、年配の方などにこの傾向は強いです。

 

また、文法も特徴的で、かなり中国語からの影響を強く受けたものや、過去形などの時制を全く無視したもの、語順がめちゃくちゃになったものなどが挙げられます。
動詞を過去形にせず、現在形のままで、文末にalreadyを付けたらそれで過去の話、というのはシングリッシュによく登場します。例えば”もう行ったよ”と言いたい時、"I've been there"や"I already went there"ですが、彼らは堂々と"I go already"と言ったりします。
何にでも"Can?(いい?/できる?など)"、 "Can, can(いいよ/できるよなど)"で会話が成立するのも本来の英語にはない姿です。

 

そして独特のスラング。これは中国語に限らずマレー語のものなども多く混ざっており、もはや英語ではないのですが、彼らの英語での日常会話にとても頻繁に出てきます。
ホーカーと呼ばれる屋台のようなところで食べ物を買う時、"For here or to go?(こちらでお召し上がりですか、お持ち帰りですか)"のテンションで、"Makan or tapao?"と聞かれることがあります。Makanはマレー語で食べる、食事などを意味する言葉で、tapaoは中国語で持ち帰りの意味。もうごちゃまぜなのです。

 

当初はこのように自由なシングリッシュに翻弄され、カナダ帰りの英語を”カナダ訛り”と揶揄された私ですが(シンガポールに比べたら訛っているうちになど入らないはずなのに)、郷に入っては郷に従えの心構えで現地人と接した結果、1年もしないうちに自分もすっかりシングリッシュを話すようになっていました。
日本からのクライアントや友人の前で英語を話すと”何を言ってるのか聞き取れない”と驚かれるようになるまでに…。
良いのか悪いのかは別として、新しい英語を1から身につけたような貴重な経験でした。

 

海外赴任では赴任先によって英語の状況も変わってきます。
ただ訛りの強い人たちも英語を聞く耳はかなり鋭いので、ネイティブ並みの英語を聞くことに全く抵抗はありません。

 

とにかく英語を話せるようになっておけばある程度の対応はできるはずですので、出発前に英語を身につけることはとても大切なことだと思います。

 

 

 

 

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